オサート

レーシック(LASIK)のメリットとデメリットについて

 

レーシックは角膜を薄くスライスしたフラップを作り、
それをめくってレーザー照射したのちそのフラップを元に戻します。

 

そのため手術にも時間がかからず、術後の回復の早くその日のうちに手術して、家に帰ることも可能になっています。

 

一般的にいわれているレーシック以外にも、
・イントラレーシック(イントラレースFSレーザーを使いフラップを作る)
・エピレーシック(Epi-LASIK、エピケラトームと呼ばれる器機を使ってフラップを作る)、
・ラセック(LASEK、アルコールで角膜上皮にごく薄いフラップをつくる)

 

など多くの種類がありますが、角膜をエキシマレーザーで照射するのはどれも一緒です。

 

これまで角膜が薄くてレーシックを受けられなかった強度の近視、
乱視の方やフラップがずれてしまう可能性があったスポーツ選手に向いたレーシック方法だと言えます。

 

デメリットは、直接目に触れての手術になるため稀に感染症などが起こることがあります。

 

その他にも角膜を削るためもとに戻せないということ、
ドライアイになりやすい角膜が薄くなるため、視力の変動があるなとです。

 

また、ドライアイがひどくて手術したのに、
ドライアイで悩まなければいけないこともあるので注意が必要です。

 

これは、フラップを生成するときに角膜の知覚神経が切れてしまうため、
涙の分泌を促す機能が働かなくなってしまうからです。

 

レーシックには3割程度の人がドライアイの症状を訴えていることが分かっていますが術後しばらくすると解消されていきます。

 

なお、レーシック手術は保険適応外なので手術に関係する治療、薬代もは1年間は実費になります。

 

他には「グレア」という光が眩しく感じたりする現象や光を見ると
「ハロ」という霞がかかったようなぼやっとしたものが見えたりする人もいます。

 

レーザーの照射口径が小さい場合に起こりますが、
数ヶ月で治る方もみえます白目の表面が赤くなることも手術後によくあります。

 

合併症や失敗のリスクをよく理解して医師と相談の上、手術を受けるようにしたいものです。

 

レーシックは保険が使えませんので費用は両目で10数万円から60万円70万円ほどかかります。

 

レーシック手術が自由診療であるためで、施設や器具などで変わっているようです。