オサート

オサートの視力矯正について

 

オサートの視力矯正について

 

「オサート」とは「オルソケラトロジー」の進化系と言われています。

 

オルソケラトロジーとはアメリカで開発された角膜の屈折異常を正常にするコンタクトレンズで
寝ているあいだに角膜の形を矯正するという画期的な視力回復方法です。
(アメリカでは30年の歴史がありますが、日本ではまだ保険診療適応外です)

 

ですが、対象が経度の近視であることやレンズの種類が一種類しかないため
0.1以下の近視の方には使用できませんでした。

 

新しい視力回復方法「オサート」は、眠っている間に特殊なコンタクト
を付けるところはオルソケラトロジーと一緒なのですが、
強度の近視、遠視、乱視、最近では老眼も治療範囲となっています。

 

またレーシックは未成年には対応していませんでしたが「オサート」は4歳から治療が可能となっています。

 

目に直接手術をするレーシックより安全な視力矯正法として今、注目を集めています。

 

オサートを利用しての治療方法は、治療段階に応じてコンタクトレンズを作成し、
毎晩オサートの特殊コンタクトレンズをつけて角膜の屈折を矯正するという方法です

 

夜間にコンタクトレンズをつけて寝ることにより、翌日には屈折率が矯正されて
翌日は矯正された視力を保つことができるためメガネなどに頼らなくてもいいという訳です。

 

 

「オサートのリスク」

 

オサートによるリスクは、治療をスタートした直後に街頭がまぶしく感じられたり、
残像が残ったりするような感じを訴える方もいらっしゃいますが
オサート治療に慣れていくと同時に徐々に減っていきます。

 

オリンピックメダリストの吉田沙保里さんや俳優の萩原流行さんや競馬の的場騎手なども
オサートによって視力矯正をしています。

 

ただオサートは、コンタクトレンズをしなければならないため、
目に病気のある方、強度のドライアイの方、強いアレルギーを持っている方はきちんとした診断をしないと
治療を受けられないことがあります。

 

また、角膜を変形しないという点ではとても安全な方法ですが、続けなければならず
やめたら元に戻ってしまいますし、ステップごとにレンズを作らないといけないので費用がかかります。

 

自由診療のためやや高額になります。

 

レーシックと違い、一度手術を受けたら元に戻らないということはないため安心して治療を受けられます。
お近くのオサート診療を行っているところで相談してみるといいでしょう。